Ubuntuでのフォントのレンダリングに関するメモ

5月です。講義の出席回数が減少し始める季節です。

問題点

Ubuntu 向けにコンパイルした Emacs 23 では、Mac 向けにコンパイルした Emacs 23 よりもフォントが若干大きく表示されてしまう (フォントの設定に関しては同じ設定ファイルを読んでいる)。

環境: Mac OS X 10.6, Ubuntu 9.04, Emacs 23.2.1

試行錯誤の結果

  • そもそも Emacs の設定の問題ではなかった。Ubuntu のフォントの解像度が問題だった。
  • GNOME を使っていた時は設定していた(ことを書いていて思い出した)が、最近は xmonad というタイル型ウインドウマネージャを使っているので忘れていた。
  • Ubuntu でのフォントレンダリングの解像度の設定を変更 (デフォルト96を90に変更。90はあくまでの目安)

ターミナルから以下のコマンド

$ gnome-appearance-properties

もしくは、GNOME パネルから [システム]-[設定]-[外観の設定] から [フォント] タブをクリック、[詳細] をクリックすると以下の画像のような設定項目が現れる (画像は英語版での表記) 。後は解像度の数値を小さくすればOK。


その他

UbuntuEmacs がそもそもアンチエイリアスが効いてなかったので、ソースから以下のオプションを付けてコンパイルした。

$ ./configure --with-xft --with-x --with-x-toolkit

この時に必要なパッケージがなかったらコケるので、必要なパッケージは適宜インストールする。今回は gtk2.0 がないと怒られたので

$ sudo apt-get install libgtk2.0-dev

として解決した。